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さて、「今日の一言メモ」第89回です。
最悪を想定して楽観的に生きる
昨日は、不安を感じた時にどう対処するか、について書きました。漠然とした不安に振り回されるのは馬鹿げているので、不安を覚える対象の正体を明らかにして対処方法を具体的に考えるのが有効です。
一方、危機管理の側面から考えると、何が起こっても「想定の範囲外だった…」とどこかで聞いたことのある言葉は言いたくありません。
そこで、盆と正月が一緒にやってくるような良いこともあれば、事故と病気に同時に遭遇する事態も想定して備えておくことも必要でしょう。
なぜか人は皆「自分だけは死なない」と思いがちなわけですが、決してそんなことはないので、最悪を想定して精神的にも物理的にもある程度の備えをしておくことは必要です。
そうした備えをした上で、くよくよ不安に思うのではなく、楽観的に生きることが大切です。
ビジネスの世界でも、最悪に備え準備する
自分でビジネスをしている人も会社員の人も、仕事をしている以上、なんらかのサービスを提供してその対価をお客さまから頂いているわけです。
会社でスタッフ部門・管理部門にいる人は、直接顧客と接する機会がないかもしれませんが、実際に顧客と接する部門の人たちをサポートしているわけですから、間接的にお客さまと接しているわけです。
それに、会社からお給料を貰っていたとしても、そのお給料はお客さまから頂いたものと考えるべきです。
ですから、常に注力すべきはお客さまへ、どのように最高の製品・サービスをお届けするか、ということです。それがどこかに行ってしまい、自分自身の出世や権力獲得や昇給などに汲々にするようになったら、それは終わりの始まりです。
そんな社員ばかりの会社は、いつか倒産するでしょう。そうなったら、最悪の事態です。
そんなことにならないよう、今、自分はお客さまに向いて仕事をしているか、常に自問自答する必要があると思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.4.15記)